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au系格安SIMの場合、auの3Gの通信規格は海外であまり使われているものではなく、また、国内でもdocomo、ソフトバンクと異なる規格で利用されている為、「3Gも使いたい」となると、そもそも使える端末は多くはありません。

しかし、LTEに関して言えば通信の規格は同じになりますので、利用してるバンドさえ合っていれば利用する事が可能です。その為、スペック上だけ見れば利用出来る機種も多いです。

ただ、バンドが対応してても実は使えない。厳密に言うと使ってはいけない機種があるので、その件に関してご紹介致します。

■ 各キャリアの対応バンド

前置きになりますが、まず各キャリアの対応バンドをご紹介します。

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各キャリアバラバラですが、「バンド1」は共通しています。
「バンド1」に対応しているSIMフリー端末は多いですから、一見すると結構な機種が利用可能です。実は、この「バンド1」でも、割振られている周波数帯が使っていい、使ってはいけないという問題に絡んできます。

■ バンド1の周波数帯の割り当て
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こちらが各キャリアのバンド1に割り当てられている周波数帯となります。
同じバンド1でも周波数帯が違います。

さて、図を見ると分かると思いますが、docomo、softbankと違い、auはPHSの周波数帯と近い周波数帯となります。

■ 技適マーク

少し話がそれますが、技適マークというのがございます。
下の図のようなマークです。

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これは何か?といいますと、「電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマーク」というもので、技適マークを取得していると、端末にシールが張ってあったり、液晶画面上に表示されたりします。

このマークを所得していない端末を利用すると「電波法違反になる場合があります」。つまり違法になっちゃうって事ですね。

因みにですが、国内で販売されているキャリア販売の機種、ならびにSIMフリー端末は大半この「技適マーク」を取得しています。ですので、国内で販売している物であればそこまで気にする必要はありません。

ただ、auだけは事情が少し変わってきます。上記で記載したようにauのバンド1の場合、PHSの周波数帯と極めて近くなっています。その為、auで利用する場合、技適マークは「携帯電話」だけでなく、「PHSを保護する項目のある技適マーク」が必要となってしまいます。

さて、ようやく、タイトルの話に戻りますが、ZenFone2やNesus5などは、技適マークを取得しています。ただ、PHSを保護する項目のある技適マークは取得していません。

その為、電波は対応しているので拾えますし、利用は出来ます。ただ、法律上許される技適マークを取得していないので、au系MVNOのSIMを利用すると違法となってしまうわけです(docomoやSoftbankの場合PHS・・・というのは関係ないので、docomo系のMVNOのSIMを挿して利用しても違法にはなりません)。

実は、SIMフリーの端末でも、2015年以降に発売しているdocomoの端末はPHSを保護する項目のある技適マークを取得している端末は少ないようです(iPhoneは取得しているので利用可能です)。

au系のMVNOのmineoの「動作確認端末」を見てもSIMフリーの端末はiPhoneしか記載がありません。

そのあたりを考えても、現段階でau系のMVNOは難しいかもしれません。

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