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世界の販売利益のうち92%がApple

  • お知らせ
2015.07.14

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2015年の1月~3月のスマートフォンの販売に関しての、調査結果をカナダの投資銀行Canaccord Genuityが発表しましたのでそのニュースをお伝えします。

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■ 販売利益のうち92%がApple
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スマートフォンメーカーの上位8社の営業利益に基づいて調査したもので、全体の販売利益のうち92%がAppleだったようです。昨年の同時期の調査では65%だった為、この1年で大幅に利益を伸ばした形です。

一方で他メーカーあは低調が目立ち、世界最大のシェアを誇るは前年の41%から大幅に低下して15%に止まり、MicrosoftやSONYは赤字だったようです。

原因としては、Samsungを初めとしたメーカーは、中国メーカーなどの割安なスマートフォンとの価格競争に巻き込まれ、端末代金が低下。

一方で、Appleは端末代金を7万円前後にとどめたまま販売。それでも、ブランド力で販売数を伸ばしているという点が、これだけの差になったようです。

確かに日本国内でSIMフリー端末を探しても、Androidの端末であれば、2万~5万程で購入可能ですが、iPhoneの場合であれば6万円を超えていて割高です。

ただ、日本では世に出ているスマートフォンのうち、シェアが約60%がiPhoneですし(他端末は数%づつですので、かなりの差があります)、高額でも売れるというのをある意味証明しているのかもしれません。

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■ シェアはいまだSamsungがトップ
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2015年の1月~3月のスマートフォンの出荷台数のシェアは上位3社は下記の通りです。
※カッコ内は2014年10月~12月の数字です

・Samsung 22.2%(27.4%)
・Apple 13.7%(10.6%)
・Microsoft (Nokia) 7.6%(11.4%)

Apple以外は軒並みダウンです。Samsungと比較してシェアが約10%も離れているのに、販売利益が6倍ほど上というのは凄い販売力ですね。

Apple以外の携帯電話の機器メーカーでは最近あまりいい話がありません。
Microsoftは先日携帯部門で、世界で最大7800人の人員を削減を発表しましたし、SONYも赤字を出しているモバイル部門で費用30%、人員20%を削減する計画です。

安くていい端末というのがユーザーのニーズですが、スマートフォン全盛で開発コストもかかる時代です。
機能を抑えるか、価格を上げるかしていかないとApple以外の主要メーカーは無くなってしまうかもしれませんね。

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